事業シナジー

2025年1月1日、GMOインターネットグループのインターネットインフラ事業とインターネット広告・メディア事業を統合した新生「GMOインターネット株式会社」が誕生しました。今回の統合により、各事業の強みを活かしたシナジーを最大化し、経営資源の最適化と更なる成長を目指し、企業価値を一層向上させてまいります。

統合の背景と目的

昨今、AIやテクノロジーの進展に伴い、インターネットインフラ、インターネット広告・メディア市場は大きな変化を迎えています。このような環境下で持続的な成長を遂げるには、経営資源の最適化や技術革新に迅速に対応する体制の構築が必要となります。当社は、インターネットインフラ事業とインターネット広告・メディア事業の強みを融合し、以下の取り組みを進めてまいります。

  • 市場環境の変化に柔軟に対応したスピード経営
  • 最先端テクノロジーを活用した新商品の開発
  • 安定した収益基盤の源泉となるストック型商材開発の加速
  • 経営資源の統合による効率化
  • 資本強化とステークホルダーへの安定したリターンの実現

統合のスキームについて

当社の親会社であるGMOインターネットグループ株式会社の中核事業であるインターネットインフラ事業(ドメイン事業、クラウド・ホスティング事業、アクセス事業)を当社が承継し、GMOインターネットグループ株式会社は持ち株会社へと移行します。

当社は、インターネット広告・メディア事業に加え、インターネットインフラ事業を承継することで、社名をGMOアドパートナーズ株式会社からGMOインターネット株式会社に変更し、新たなスタートを迎えることとなりました。

  • (効力発生日2025年1月1日)

開示情報

2024年6月25日 GMOインターネットグループ株式会社

持株会社体制への移行及び当社連結子会社であるGMOアドパートナーズ株式会社への会社分割(簡易吸収分割)に関する吸収分割契約の締結に関するお知らせ

2024年6月25日 GMOアドパートナーズ株式会社

GMOインターネットグループのインターネットインフラ事業の再編に係るGMOインターネットグループ株式会社との吸収分割契約締結に関するお知らせ

統合のメリットとシナジー効果

広告事業の強みがインフラ事業の成長を支援

インターネットインフラ事業の主要な顧客獲得手段は、インターネット広告です。広告事業のマーケティング力を活用することで、インフラ事業の顧客基盤をさらに拡大し、収益性を強化します。

インフラ事業のストック型ビジネスモデルを広告事業に展開

インフラ事業が持つ強固なストック型ビジネスモデルは、安定的な収益を生む基盤です。このノウハウを広告事業に応用することで、収益力の強化、長期的な収益を見込める新商材を開発します。

AI技術による新サービスの創出

私たちは「AIで未来を創るNo.1企業グループ」を目指し、AI技術の研究・開発を推進しています。生成AIのプラットフォームを支える最先端の技術力を活かし、次世代型のターゲティングや顧客体験の向を実現するデジタルマーケティングサービスの開発に取り組んでまいります。

個の強みを最大限に発揮する組織

GMOインターネットグループの全パートナーは、夢・社会に果たす役割などのミッション、それを成し遂げるための事業戦略を明文化した「スピリットベンチャー宣言」を共通の言語として大切にしています。

共通の大きなビジョンを掲げ、異なる文化、組織、多様性のある人財、個々の強みを相互補完し、人的資源、技術的な資源の最適活用に取り組んでまいります。

スピリットベンチャー宣言

新生、GMOインターネット株式会社は、これからもお客さま、株主さま、お取引先さま、パートナー、すべてのステークホルダーの皆さまに最高の価値を提供し、社会に貢献することをお約束します。私たちの挑戦にご期待ください。

2025年1月1日より、GMOアドパートナーズ株式会社はGMOインターネット株式会社に社名変更しました。